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ネタバレ注意。

考察、感想…文章としては何でも良い。僕は感動したんだ。追記へ続く。
ゼンカイノラブライブ!に続いてまきりんぱなのスリーショット。場所や服装、背景も気になるところだが、凛はいつものようにふざけて花陽と真姫をプールに突き落とす。1期4話の花陽の背中を真姫と共に押し出すシーンと重なり、そして今回の後半にも繋がる伏線としての役割。そして自分はセンターなどではなく端っことして他者を中心に押し出している凛の役割意識も表していると、とることもできるかもしれない。
一時的ではあるがリーダーになることを受け入れるものの、ライブのセンターを務めることは強く拒んだ凛だった。衣裳は花陽の方が合うという流れに乗り、自分はあくまで端っこであると主張する。幼い頃に女の子らしい服装をいじられたのが凛の心に傷としてまだ根深くあったようだ。確かに凛の心情変化には僕は違和感を感じていた。1期4話の凛がスクールアイドルになる展開は花陽のそれに取ってつけたような感じであった。スカートを履く、アイドルになる、こうした女の子らしくある自分を受け入れる心情変化は完全にはできていなかったのだ。劇中でスカートタイプの私服は見せるものの、1期OPの服装はパンツタイプのものであったり、不完全さが見える服装であった。
しかし姿見でスカートを合わせたり、ドレス衣裳に見惚れたりするなど、女の子らしい服を着たいという願望は行動に出るほど明らかであった。

そんな凛の心情を花陽、そして真姫は察知し、衣裳のすり替えを試みる。穂乃果の助言も良い。これは1期4話、屋上のシーンで花陽達のやりとりを見守っていた彼女だからこそ言えるようなアドバイスであった。凛の成長回に一見見えるが、花陽(+真姫)にも大切な回であった。穂乃果の無自覚なリーダー性が垣間見える。
自分が適するかそうでないかなどは関係なく、”やってみたい気持ちがあるならやってみた方がいい”ということである。それぞれのキャラクターがらしさを出した本当に良いお話だった。

凛の心情をくみ心を震わせ、花陽真姫のサプライズに目頭が熱くなり、ドレス姿の凛の挨拶に涙が出た。2周目も泣いてしまった。
作品を観て目頭が熱くなることは何回もあるが、涙を流すまでは無かった僕がこんなことになるとは、ましてやラブライブ!でとは思わなかった。今回よりも感動する作品は見てきたはずだが…。星空凛というキャラクターの魅力にやられてしまったようだ。
ラブライブは2期も面白い。1期は1クール分で9人のμ's結成を描くわけだから、速足だと感じることは仕方ないだろう。しかし今回の様に、2期で補完敵役割を持つ話が描かれると思うと今後も期待せずにはいられない。
追記
ラブライブ!1期で注視すべきは穂乃果の行動原理であると考える。廃校阻止はスクールアイドルを立ち上げるきっかけであり、講堂を満員にするというのは3話と最終回を繋げる役割を持った努力目標でしかなかった。廃校案の白紙やライブでの失敗、ことり問題により一時は「なぜスクールアイドルをやるのか」を見失っていたが、「やりたいから」であることに気付く流れとなった。穂乃果の行動原理は「やりたいからやる」にある。
今回に関してもやりたい気持ちがあるのに自信を持てない凛に対して、穂乃果はやらせなくてはいけなかった。答えは分かっていても実際にやらせるのは難しい。自信を持たせるのは誰か。それは花陽や真姫にしかできなかったであろう。花陽に心のこもった説得をさせる為にあえての丸投げをした穂乃果のファインプレーが感じられた。
凛ちゃん好きとして凛ちゃんかわいいという記事を書こうとしたら穂乃果べた褒め記事になってしまったの巻。主人公が影の薄さで視聴者にいじられる作品は何個かあるが、ラブライブには当てはまらない。それだけ穂乃果は魅力的な存在である。穂乃果がやりたいからやる。穂乃果がやるからやる。筋が通った素晴らしい作品であると感じている。
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テーマ:アニメ・感想 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2014/05/05(月) 23:57:51|
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