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[漫画] 惡の華54話 感想


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(2014/02/08)
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惡の華54話の感想は追記へ。ネタバレ注意です。


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ネタバレ注意


惡の華 第54話 「金色の夕ぐれに」


三者の心情を捉えるのが難しく、さらにはそれを文字にするのは困難を極めた。誤解してる箇所もあるかもしれないけど感想を。


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「あのとき ぼくを突き飛ばしたのは なぜ?」


前回からの続き。あの夏の真意を春日は仲村さんに問う。アホ毛のようになびく毛は見逃せない。

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「さあ わすれた」

当然この回答。前回、あの夏の後のことを聞いた時も同じ回答だった。彼女にとっては"どうでもいいこと"である、もしくはそう思うようにしていることなのである。


そう言って手の平を向ける彼女に、春日は自分の手を重ねる。

「"キミ"は つきあってるの? その人と」

確認作業の様なものだろうか。キミは過去に(仲村さん用語で)変態だった春日くんなのか、それとも月日を隔て変わってしまったクソムシなのか。

キミと言われたこと、そして付き合うというみんながやっている行為を伝えることに少し戸惑いを見せた春日は、一度ひるみかけたものの手の平を真っ直ぐ示し、「うん」と答えた。


「…そう。よかったね。そうやってみんなが行く道を選んだんだね」

この世界を生きていく道筋を選べた春日に対する賛辞の意も素直にあるだろう。一方で"みんなが"というところに少し皮肉さ、軽蔑さ、呆れ、などを感じる。怒りといった感情も彼女の中には少なからずあるだろう。いやどうでもいいのかもしれない。


去ろうとする仲村さんに常盤さんが声をかける。

「悲しい。あなたを見てると悲しくて…つらい。

…同情とかじゃない。まるで過去の自分を見てるみたいだから」


殻を被って生きていく辛さを分かっている彼女だからこそ分かるものがあるのだろう。立場としてはあの夏を体験していない第三者であるが、春日よりも仲村さんの感情は汲み取れているのかもしれない。


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「あなたには春日くんと生きていく道がある。

だってあなた達は誰よりも… きっと…

もしふたりで生きていけるなら それがいちばん… いちばん…」



これは泣ける。春日の様な存在が仲村さんにとって一緒に生きていく最高のパートーナーになり得るのだろう。しかしそれは常盤さん自身にとっても同じ。


常盤さんが仲村さんにかけた言葉で気付きを得たのは春日であった。

仲村さんを抱き寄せ…

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なーい!!!

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「…仲村さん… 僕は何もつかまえられない。

必死で手を伸ばしても 触れたと思ったら 離れてく。

辿りついたと思っても また始まる。

だから それでも

僕はうれしい 仲村さんが消えないでいてくれて



春日が正直な想いを伝える。良かった。


ここから砂浜を戦場とした乱闘が勃発することになる。終いには常盤さんも引っ張られて三人は泥まみれに。決してじゃれあっている訳でも、喧嘩している訳でもない。想いをぶつけ合っているのだ。


※余談
「聲の形」という漫画がある。読み切りの圧倒的支持を得て現在では少年マガジンで絶賛連載中だ。耳が聴こえない西宮さんと、それを餌にイジメ続けていた石田の二人の話。読み切りの終盤に石田は西宮さんに対して「言いたいことあんなら言えよっ!!」と言い暴力をふるった。おとなしかった西宮さんだったがここで初めて石田に反抗し、二人はもみくちゃにしながら殴り蹴り合いあった。いつも彼女と会話する時はノートを通しての筆談だった。本当の声を聞かせてくれないことを卑怯と感じた石田だったが、彼女の拳を受け、彼女の怒りを感じることになる。いろいろな声(聲)の形があるというお話(かもしれない)。


コミュニケーションの形はその時その時でいいのだ。


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「春日くん 二度とくんなよ ふつうにんげん」


「ありがとう」




良すぎる…仲村さんの無邪気な笑顔。惡の華でも指折りな名シーンになったのは間違いないだろう。ふつうにんげんという言葉から考えるに仲村さんはやっぱり仲村さんなのだろう。


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他の方の感想ブログを見ていたら、例の教室回の構図であることに触れられていた。

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なるほど確かに!


惡の華54話とても良かった。スッキリするような終わり方だ。数週を使って描かれた再会編は次号も続くか分からないが、特に爆弾も投下されることなく終わりそうである。それと同時に聞こえてくる本当の終わりの足音。終わってしまうのだろうか。

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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2014/02/08(土) 09:53:10|
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